日本語入力はこれがおすすめ!~親指シフトの話(2)~富士通 OASYS 30LXII(中編)

親指シフト

(↑写真は私が使用していた実機です。)

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指がしゃべる?

このワープロ、当時の価格は忘れました(^^;
12~13万円くらいだったかもしれません。

親指シフト入力は、ある程度の練習が必要ですが、一度覚えてしまうと日本語入力が非常に楽です。
頭で考えた言葉と両手の10本の指がダイレクトに結びついているので、頭の中のひらがな(日本語)を、文字のひらがな(日本語)として直接入力できるからです。

頭の中でひらがなをローマ字に変換する必要がないのです。
まるで「指がしゃべる」ように入力できます。

例えば、「ありがとうございます」と入力する時、ローマ字入力だと、
「a r i g a t o u g o z a i m a s u」と、17回もキーを叩かなくてはなりません。

これが親指シフトによるひらがな入力だと、そのまま、
「あ り が と う ご ざ い ま す」
と、10回の入力で済みます。

他にも、例えば「親友」と入力したい時、ローマ字でそのまま「s i n y u u」と入力すれば、「しにゅう」になってしまうので、
「s i n n y u u」と、「n」を2回入れなければなりません。

ローマ字入力では、外来語を入力する時が面倒で、例えば「スポーツニュース」と入力する時は、
「s u p o – t u n y u – s u」
と入力しなければならず、英語の「sports news」とはかけ離れた文字並びになってしまい、英語を知っている人は頭の中が混乱します。
「ティーカップ」なんかは、
「 t h i – k a p p u」
で、やはり「tea cup」とは全然違うし、「ティ」という文字は「thi」と打つという、普通のローマ字表にはない入力をしなければなりません。

親指シフトでは、日本語入力をする時は独自の配列によるひらがな入力ですが、英語などの外国語を入力する時は、英数モードにして普通のQWERTY配列で入力することで、日本語と外国語を切り離して入力できるため、混乱することはありません。

(続く)

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