(↑写真は私が使用していた実機です。)
パソコンが普及していない時代
私が大学を卒業して社会人になった1990年(平成2年)は、まだパソコンが十分普及していない時代でした。
職場にあったパソコンはだいたいNECのPC-98シリーズというものでした。
先輩にはAppleのMacintosh SE/30を使っている方がいましたが、極めて少数派でした。
(画像出典:@DIME/あの頃これが欲しかった!フロッグデザインを採用したMacintoshの名機『SE/30』)
何しろ当時の価格は100万円以上もして、パソコンのポルシェと言われていたほどですから…(^^;
パソコンでやれることは限られていたので、私は特に必要性を感じず、プレゼンをする時はOHP(若い人は知らないでしょうね~)か、手書き原稿を業者にワープロ打ちからスライドにしてもらっていました。
人生初のワープロ購入
翌年の1991年(平成3年)になって、ワープロが必要になったので、どれを買おうか吟味しました。
当時のワープロと言えば、NEC「文豪」、シャープ「書院」、東芝「ルポ」、富士通「オアシス」などが有名でした。
その中で私が選んだのは、表題の富士通「オアシス」です。
(画像出典:オアシスのホームページ/オアシスのカタログ/OASYS 30LX IIカタログ 12ページもの)
選定理由は「親指シフト」入力だったからです。
現在、日本人がPCで日本語入力をする時は、QWERTY配列のキーボードでローマ字入力をするという人が大勢を占めており、JISキーボードでひらがな入力をしている人は少数派だと思います。
当時からそれは変わっていませんが、私は日本語をローマ字に変換して入力するという作業にすごく違和感を感じたのと、JIS配列キーボードのひらがな入力が非常にやりづらかったので、日本語入力に特化した「親指シフト」キーボードを搭載している、富士通「オアシス」を購入することに決めたのでした。
(続く)
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