私のカメラ趣味の原点はオリンパスOM-2Nです。

OM-2N カメラ・デジカメ
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カメラへの道

私がカメラ、写真撮影に興味を持ち始めたのは、中学生の頃です。
当時、父が持っていたマミヤのレンジファインダー式カメラを使って、白黒写真を撮っていました。

雑誌の広告を見て一目惚れ♡

当時「中一時代」(旺文社)とか「中一コース」(学研)といった、中学生向けの学習誌が発売されていたのですが、その中に毎月のようにオリンパスOM-2という一眼レフの広告がありました。
私はそのフォルムに一目惚れ。

とにかくカッコいいんです(^^)
欲しくて欲しくてたまらなくなりました。

しかし、高いんです。
当時は昭和50年代前半でしたが、私が欲しかったそのカメラの値段は、ボディ、レンズ、フラッシュを含めて、確か12万円くらい。
消費者物価指数は、昭和52年(1977年)が1170.5、平成26年(2014年)が1791.2なので、現在の貨幣価値に換算すると1.53倍となるので、120,000円×1.53=183,600円となります。
今18万円も出せば、かなり高級なデジカメが買えますから、当時としても高級だったと思われます。

そんな高級カメラがどうしても欲しい。
まさに喉から手が出るほど欲しかった。

父におねだり

そこで、父に頼み込んで買ってもらえることになりました。
中学校の同級生の家がカメラ屋さんだったので、そこで購入しました。

ウチの実家は今も昔もさほど裕福ではなかったので、父も大変な決断だったと思います。
本当にありがたかったです。
私が嬉しそうにしている姿を見て、父も嬉しそうだったような記憶があります。

そのカメラで写真を撮りまくりたかったのですが、当時はフィルムの時代で、フィルム代、現像代、プリント代が結構かかるので、お小遣いの範囲で細々と撮影していました。
社会人になってからは、経済的余裕はできましたが、オートフォーカスカメラの時代になり、マニュアルフォーカスのOM-2Nは出番がなくなってしまいました。

今も大切に保管してある私の宝物

しかし、父に無理を言って買ってもらった、私の人生で初めてのカメラなので、現在まで大事に保管してあります。
露出計も正常に作動するし、シャッターも全速きちんと切れます。
ボディに凹みがあったり、ところどころ錆が見られますが、結構きれいな状態です。

デジカメの時代になってからは、技術の進歩が速いので、モデルチェンジが速く、結構な数のデジカメを買い替えました。
以前使っていたカメラは、売ったり捨てたりして、ほとんど現存していません。
しかし、このカメラだけは、一生大事に取っておきたいと思います。

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