(画像出典:KEN ROCKWELL/Nikon F2 Cameras Professional 35mm SLRs (1971-1980))
中坊憧れのカメラたち
私がカメラに興味を持ち始めた中学生時代、憧れのカメラがいくつかありました。
一つ目はニコンF2(表題の写真)。
二つ目はそのライバル、キヤノンF-1。
(画像出典:Wikipedia(英語版)/Canon F-1)
三つめはミノルタX-1モーター。
(画像出典:ケンコー・トキナー/コニカミノルタ製品アフターサービス)
四つ目がコンタックスRTSでした。
(画像出典:Leica SHOP/Contax RTS)
いずれも各メーカーのフラッグシップ機で、とても高価だったので、購入することはできませんでした(;_:)
また、当時はカメラに自動露出(AE)機能が搭載され始めた時代で、「絞り優先AE」がいいのか、「シャッター速度優先AE」がいいのかと、まじめに論争されていました。
「絞り優先AE」のカメラは、私が父に購入してもらったオリンパスOM-2Nがそれでした。
そして、小型化競争でそのライバルであった、ペンタックスME
(画像出典:Wikipedia/PENTAXの銀塩一眼レフカメラ製品一覧:35mm判 (KマウントMF機種))
ミノルタXE
(画像出典:カメラ修理工房日記--みの虫のひとりごと/カメラ修理 ミノルタXE 其の三)
ニコンFE
(画像出典:日新堂カメラ/ニコン FE Ai NIKKOR 50mm F1.8付)
などがありました。
「シャッター速度優先AE」のカメラは、
「連射一眼」キヤノンAE-1が唯一でした。
(画像出典:CANON CAMERA MUSEUM/AE-1)
いかにもニコンのライバルらしいカメラです。
その後、その両方と「プログラムAE」を搭載した、
「カメラロボット」キヤノンA-1や、
(画像出典:CANON CAMERA MUSEUM/A-1)
ミノルタXD
(画像出典:ポンコツとうさんの「カメラの写真」/第186回目 銀と黒(第7回) ミノルタXD)
の登場により、その論争に終止符が打たれたのでした。
私は、オリンパスOM-2Nを使用していた時はもちろんですが、AF時代のミノルタα-507si、キヤノンEOS55でも「絞り優先」を使い、「シャッター速度優先AE」や「プログラムAE」はほとんど使用しませんでした。
それが、デジカメの時代になってからは、ほとんどカメラ任せ(プログラムオート)になってしまいました(^^;
ポートレートなどで背景をぼかしたい時、近接撮影で全体をぼかさずに撮りたい時、マニュアルフォーカスレンズを使う時、風景撮影、星景撮影などには「絞り優先AE」を使いますが、動きモノはあまり撮らないので、「シャッター速度優先AE」はほとんど使うことがありません。
フィルム時代は、いろいろ個性的なカメラがあって、楽しい時代でした。
実際に手に取ったカメラはほとんどありませんが…(^^;
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