田舎生まれの田舎育ち
私は子どもの頃、田舎に住んでいました。
というか、今でも実家はそのまま田舎にあります。
父は農協職員で、兼業農家でした。
田んぼで米を作り、畑では数々の野菜を作っていました。
それは今でも続いています。
昆虫が大好きな少年でした
田舎なので、自然が豊富です。
昆虫もたくさんいるので、子どもの頃はよく昆虫を捕まえて遊んでいました。
トンボ、その幼虫のヤゴ、ミズカマキリ、ガムシ、アメンボ、ミズスマシ、バッタ、コオロギ、チョウ、クワガタムシ、カナブン、テントウムシ、アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)、マイマイカブリ、カミキリムシ、ゴミムシ、ゾウムシ、カマドウマなどなど、とにかくそこら辺にいる昆虫は何でも捕まえていましたね(^^)
ケムシやイモムシは苦手でしたが…(^_^;)
一番好きだったのはクワガタムシです。
(当時私の住んでいた地域にはカブトムシは生息していませんでした)
ノコギリクワガタとミヤマクワガタがいました。
生息数はノコギリクワガタの方が多くて、私は厳つい形のミヤマよりも、すっきりスマートなノコギリの方が好きでした。
とにかく昔は河原の柳の木の枝がまっ黒になるくらい、たくさんのクワガタムシがいたもので、たくさん捕まえては、昆虫同士戦わせたりしていたものです。
入手しにくい昆虫は、神社の森の中に入って、木の幹にビールに砂糖を溶かした餌をを塗っておびき寄せたものです。
昆虫虐待(?)反対!
私は生き生きと動いて昆虫を見るのが好きで、標本のような死んだ昆虫を見るのはあまり好きではありませんでした。
一度親に昆虫採集セットというものを買ってもらったことがありましたが、それは捕獲した昆虫をただちに殺す殺虫剤と注射器、注射針のセットでした。
もちろん、使うことはありませんでした。
友達の中には、たとえばトンボやチョウの羽をむしり取って「別の昆虫」にしたり、足をもぎ取ったり、頭-胸-腹を引きちぎってバラバラにしたりして「楽しむ」人もいましたが、私にはそういうことはできませんでした。
そういう友達は、カエルや釣った魚の肛門に自転車の空気入れを挿入して、お腹をパンクさせて「楽しんだ」り、同じく肛門に爆竹を突っ込んで爆破させて「楽しんで」いましたが、もちろん私はそういうことはしませんでした。
昆虫が大好きだったからです。
大人になって穢れました…(^^;
しかし…、
大人になってからは、すっかり昆虫(クモや他の節足動物も)が嫌いになってしまいました。
カブトムシやクワガタムシ、チョウ、トンボ以外はもうダメです。
妻が虫嫌いなのもあって、家の中に入ってきた虫は残らず退治です。
新聞を丸めて叩き潰したりしています。
子どもの頃の純真さはどこへやら…(^_^;)
ただ、昆虫に関する知識は一応豊富なので、小学3年生の娘にいろいろ教えたりしています。
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