(画像出典:Sonyストア/NEX-5R)
前回の記事はこちら。
フルスペクトラム仕様に改造
ヤフオクで新品同様の中古品を格安で手に入れたので、Invisible Light Technologyに送り、これを改造してもらいました。
非常に丁寧な応対で、好感が持てる方でした。
仕事もきっちりやってくれたので、ノーマルの状態と同じように、全く問題なく操作できます。
実機紹介
通常のイメージセンサーには、ローパスフィルターとIRカットフィルターが装着されているので、青っぽく反射して見えるのですが、この改造カメラはそれらを取り外し、高価な石英ガラスで換装しているため、写真のようなグレーっぽい色になっています。
レンズについてですが、NEX-6のキットレンズを使う方法もありましたが、このカメラ専用に新しいレンズを買いました。
APS-CセンサーのNEX-5Rでは、35mm判換算28.5mmとなる広角レンズです。
28mmは広すぎず、狭すぎず、スナップ写真に最適な画角です。
なぜこのレンズを選んだかと言うと、とにかく安いからです(^^;
かなり描写がよく、評判の良いレンズなのですが、それがなんと1万円台で手に入ります。
それと、このレンズではないのですが、同じシリーズの30mmが紫外線を透過しやすいレンズであるらしく、将来的に紫外線撮影をしたいと考えていたので、同じシグマなら行けるのではないかと考えました。
(紫外線透過フィルターが非常に高価なので、実際の紫外線撮影は実現していません)
IRフィルター
レンズの全面に真っ黒なフィルターが付いていますが、これがIRフィルターです。
IRフィルターは可視光線を透過しないので、真っ黒に見えます。
したがって、一眼レフのファインダーでは、真っ暗で何も見えません。
一眼レフを改造したカメラでは、ライブビューで見ることが必須です。
NEX-5Rのようなミラーレス一眼、あるいはコンデジを改造したカメラでは、ノーマルと同じように液晶モニターまたはEVFで見ることができます。
IRフィルターには可視光線をカットする波長によっていろいろ種類があり、それぞれに特徴的な写真を撮影することができます。
これについては後述します。
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