小学校の音楽・楽器
私は小学生の頃の記憶が非常に曖昧というか、ほとんど覚えていません。
その曖昧で薄れた記憶の中で覚えているのは、全校生徒が隊員(?)の”鼓笛隊”です。
田舎の小学校なので、全校生徒と言っても、60名余りという小さな小学校でした。
低学年の頃は何故かアコーディオンや小太鼓(スネアドラム)を担当していました。
アコーディオンなんて、今は全く弾けませんが、当時はよく弾いていたものだと、自分でも感心します。
ドラムについては、今でもスティックを持てば、ある程度は叩くことができます。
小学生時代に始めたトランペット
小学校高学年になってから始めたのが、トランペットです。
学校で2台だけ買うことになりました。
ヤマハのスチューデントモデル(現在はこのモデルはラインアップにありません)だったと思います。
田舎の学校なので、当然誰も吹ける人がいません。
そこで、担当の先生が、私たちの学年の男子を集めて、いきなり「とりあえず吹いてみろ」と吹かせてみることになりました。
ちゃんと音が鳴ったのが私を含めた2名でした。
トランペットは他のどんな楽器よりも楽しかったです。
その流れで、中学校でもトランペットを吹きたかったのですが、入学当時は吹奏楽部がなく、小学校で打ち込んでいた野球部に入ることになりました。
(野球部については、過去記事をご参照ください。)
中学生時代はトロンボーン担当
2年生になる時に吹奏楽部ができ、野球部から転向することになりました。
当然、トランペットが吹きたかったのですが、人気が殺到して、ジャンケンで決めることになり、私はあえなく敗退してしまったのです。
ハズレ1位で選択したのが、同じ金管楽器のトロンボーンです。
これはやってみると、トランペット以上に面白い楽器でした。
同じパートの同学年の女子からはネチネチといじめられましたが、トロンボーンを演奏するのは大好きでした。
高校時代はチューバ担当
高校に入った時は、迷わず吹奏楽部に入部しました。
そして、パートはトロンボーンを希望したのですが、残念ながらに定員となっていて、希望は叶いませんでした。
それなら、小学校でやっていたトランペットを、と思ったのですが、これもダメ。
金管楽器はチューバのみが空きがあり、あとはサックスなどの木管楽器に転向することを迫られました。
私は木管楽器は嫌だったので、不本意ではありましたが、金管のチューバを選択することにしました。
チューバは最低音楽器なので、楽団全体を下から支える大事なパートです。
自分がいなければ音楽が成り立たないぞ、みたいな責任感と充足感がありました。
そんなに上手い方ではありませんでしたが、トランペットやトロンボーンなどと違って、やっている人が少ないせいか、市民選抜にも何度か選ばれました。
市のお祭りのパレードにも駆り出されましたが、スーザフォンがないので、チューバをそのまま肩にぶら下げて出場しました。
これが重くて重くて、当時体重48kgで体力のない私には、とても辛かったです(^^;
これがスーザフォンです。(画像出典:pinterest)
練習が嫌で部活を辞めた
高校の吹奏楽部はコンクールに勝つことを至上命題としている感じだったので、練習が厳しく、中学校とは違って、楽しく演奏するという雰囲気ではありませんでした。
だんだんそれがいやになってきて、3年生に上がる時に退部することにしました。
大学に入ってからは、体育会系クラブに所属し、楽器とは無縁の生活を送ることになりました。
社会人になってからも、楽器には触れることは一切なく、20年以上が経過しました。
そして…、
(続く)
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