(画像出典:Stephen Gandy’s CameraQuest /Leica IIIc K Chrome without the K on top plate)
カメラ沼への入り口
社会人になって10年も経ち、しかも独身だと、経済的に余裕が出てきます。
すると、ライカが欲しくなりました。
まず「バルナック型ライカのすべて」、「M型ライカのすべて」、「ライカのアクセサリー〈上〉」、「ライカのアクセサリー〈下〉」という本を買いました。
しかし、調べてみると、M型ライカは非常に高くて手が出ません。
そこで、比較的安く手に入る、バルナック型ライカを買うことに決めました。
憧れのライカが比較的安く手に入る
最初に買ったのは、ライカIIIcです。(上の写真)
エルマー5cm f3.5付きです。
IIIcには戦前型と戦後型があるのですが、私の購入したものは戦後型でした。
バルナック型ライカはファインダーと距離計が分かれていて、かつ距離計が非常に見づらいので、撮影しづらいです。
また、フィルムの入れ方が独特で、使いづらいことこの上ありませんでしたが、コレクターズアイテムとして、所有する喜びがありました。
「コトッ」というシャッター音は、他のカメラにはないもので、これを聞くために、毎日のように空シャッターを切ったものです。
これだけで満足してしまい、実際に撮影した枚数はごく僅かでした(^^;
2台目は、ライカIgです。
(画像出典:Leica SHOP/Leica Ig)
これはファインダーも距離計も付いていない特殊なカメラです。
目測によるピント合わせで十分な超広角レンズ専用ボディとして購入しました。
(レンズについては別スレで解説します)
ファインダーは、ライカ純正はべらぼうに高いので、国産のアベノンというメーカーのを買いました。
昔のカメラなので、IIIcにもIgにも露出計がありません。
そこで、フォクトレンダーの露出計を買いました。
(画像出典:IROHAS SHOP/VOIGTLANDER VC METER)
デジカメの時代となり、すべて売却…(;_:)
しかし、いろいろと買ってはみたものの、デジカメの時代に突入し、撮影の出番はほとんどなく、まもなく防湿庫の中に眠ったままになってしまいました。
最終的には、ライカのボディ、レンズ、アクセサリーは、一部を除いてほとんどをヤフオクで売却しました。
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