練習をサボっていたらフリューゲルホルンが変色していました…orz
しばらく練習をサボっていました(^^;
先日数ヶ月ぶりにフリューゲルホルンをケースから出してみたところ、全体が真黒く変色していました。
銀メッキ楽器の手入れをサボるとこうなることはわかっていましたが、実際に目の当たりにしてみると、そのショックは大きく、写真を撮ることを忘れてしまいました(;_:)
しかし、必死にシルバーポリッシュで磨いたところ、みるみるきれいになり、本来の輝きを取り戻したのでした。
磨き終わったマイフリューゲルホルン。
ぴかぴかです(^^♪
マウスピースを3本購入しました。
このように、全然練習しないにもかかわらず(^^;、付属のマウスピースでは飽き足らず、3種類のマウスピースを随時購入しました。
一番最初に買ったのが、アトリエモモ14FVL(2016年11月、楽天で22,000円)、次がBach 10-1/2CFL(2019年10月、アマゾンで6,471円)、最後がMonette Resonance FLG6 375(2020年8月、Monetteから直接購入で275米ドル、送料85米ドル←高い!)でした。
写真で見る4種類の比較
写真左からMonette Resonance FLG6 375、付属のJ.Michael MFG-5、アトリエモモ14FVL、Bach 10-1/2CFL
マウスピースの長さ・カップ径(実測値、誤差あり)
Monette | J. Michael | A. Momo | V. Bach | 【参考】 V.Bach (トランペット) |
|
Model | Resonance FLG6 375 | MFG-5 | 14FVL | 10-1/2CFL | 3C |
Length (mm) | 59.5 | 65.3 | 70.2 | 71.1 | 85.4 |
Cup dia.(mm) | 16.51* | 不明(未計測) | 16.88* | 16.15 | 16.88 |
(*はカタログ値)
いずれもトランペット用よりは全長が短くなっており、特にMonetteはかなり短い仕様です。
アトリエモモとバックはほぼ同じ長さです。
アトリエモモ14FVL
これは私が愛用しているトランペット用マウスピース=アトリエモモ14CVLのフリューゲルホルン版です。
カップ径はバック3C相当です。
J.Michael FG-550Sに装着すると、こうなります。
写真ではぴったり納まっているように見えますが、実は少しガタつきがあり、ぐっと奥に差し込まないとグラグラしてしまいます。
その理由については後述します。
吹奏感はトランペットの14CVLとほぼ同じで違和感がなく、持ち替えに適していると思います。
Bach 10-1/2CFL
言わずと知れたバック10-1/2Cのフリューゲルホルン版です。
アトリエモモと同じようにガタつきがあり、ぴったりフィットさせようとすると、かなり奥まで入ってしまいます。
このマウスピースは買ってみたはいいものの、私には小さすぎるようで、あまり出番がありません。
Jマイケル MFG-5
J.Michael FG-550Sに付属のマウスピースです。
カップ径は不明ですが、目で見た感じ、口に当ててみた感じでは、バック5番台くらいに感じます。
“5”の数字が付いているのは、バック5CFL相当ということなんでしょう。
付属品なので当たり前ですが、ぴったり納まります。
このマウスピースはほとんど使用していません。
Monette Resonance FLG6 375
アメリカの高級金管楽器製造メーカー”Monette“のマウスピースです。
バック3C相当のカップ径です。
“Monette”はどう読む?
ところで、”Monette”の読み方ですが、これを「モネ」と読む人がいます。
おそらくフランスの印象派画家「クロード・モネ」(Claude Monet)と綴りが似ているからだと思いますが、Monetteはアメリカ人(David G. Monette)なので、「モネット」が正しいのではないかと思います。
睡蓮(画像出典:美術手帖/クロード・モネ)
クロード・モネ(画像出典:Wikipedia/クロード・モネ)
デイビッド・G・モネット(画像出典:Facebook/David Monette Trumpets)
使用感
ぴったり納まります。
音色はこれが一番好みで、高音も出しやすい感じですが、金メッキのせいか滑りやすく、しっかりプレスしないと演奏中に唇がずれてしまいます。
私の演奏の仕方に問題があるだけなのかもしれませんが…。
マウスピースのシャンクについて
アトリエモモとバックのマウスピースは私の楽器に装着するとガタつきがあって強く押し込まないとフィットしません。
これはマウスピースのシャンクが楽器と合っていないからだということが、だいぶ後になってからわかりました(^^;
フリューゲルホルンのマウスピースのシャンクは1種類ではない
トランペットの場合、何も考えないでマウスピースを買っても、楽器に合わないということがありません。
マウスピースのシャンク、楽器のレシーバの規格(?)がだいたい同じだからです。
しかし、フリューゲルホルンの場合、これが大きく分けて3種類あるということが、最近になってようやくわかりました(^^;
Large Shank | Small Shank | Straight (French) Shank | |
Brand | ADAMS, Benge, Blessing, Calicchio, Callet, Conn, Eclipse LT, Getzen, Inderbinen, Lawler, Stomvi, Van Laar, Yamaha | B&S, Bach, Besson, Courtois, Eclipse ST, Holten, Jupiter, Kanstrul, Olds, Selmer, Taylor | F. Besson, Couesnon |
(Monetteのホームページより抜粋、改変)
Jマイケルのフリューゲルホルンはラージシャンクのマウスピースが合う
マックコーポレーションの担当者に問い合わせたところ、Jマイケルのフリューゲルホルンはヤマハのレシーバーと同じということだったので、ラージシャンクのマウスピースでなければなりません。
ガタつきのあったアトリエモモ、バックのマウスピースはスモールシャンクだったため、私の楽器にフィットしなかったという訳です。
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